ザ・ひとりおやかたNo.2(20220301) ← クリックすると画像が見られます

【1面】

給付基礎日額とは

ケガで休んだ時の補償が選べます

【 ケガで休む時の補償額は? 】

労災事故でケガをして仕事を休んだ時の補償額をあらかじめ決めるための数字が「給付基礎日額」で、これによって労災保険料も決まります。

【例】給付基礎日額を1万円と決めた場合

●年間に支払う保険料は

10,000円×365日×18/1,000=65,700円

 一人親方の労災保険料率↑

●休業補償額は待期期間(3日)を除く休業4日めから 1日8,000円×休んだ日数

 

【 3,500円だけでないランク制 】

給付基礎日額(休業補償額)は最低3,500円から最高24,000円まで16ランクのうちから選べます。   【2面の料金表参照】

一人親方特別加入は「建設現場への通行手形」という考えから、ほとんどの会員さんが最低額を払っています。ケガをした時のために、少しでも大きな額に変更することを考えてみましょう。

 

過去には次のような労災事故がありました。

※かわちの組合結成前の事故です。

①同僚の運転するバックホウと接触して足の甲を骨折。全治3カ月

②2メートルの足場上から転落し、ハーネスが作動せず、肩を強打・脱臼。全治5カ月

↓                     ↓

給付基礎日額3,500円だったので、     もし、給付基礎日額が     

休業4日め 以降の補償額は          10,000円だったら

①2,800円×88日=246,400円      ①8,000円×88日=704,000円

②2,800円×150日=420,000円     ②8,000円×150日=1200,000円

 

年度更新・総会スケジュール

 更新(変更)希望確認

  「更新(変更)希望確認書」をこのニュースと同時にお届けします。

 会費徴収

  更新(変更)希望の方は来年度の会費・労働保険料を3月24日までに納付して下さい。

 加入者証交付

  会費・労働保険料を納入された会員に3月中に会員証をお届けします。

 総会議案発表・委任状送付

  4月中旬にお届けします。

 委任状回収

  5月16日(月)までに回答ください。

 第2回総会開催

  5月19日(木)16:00~  かわちの社労士事務所にて

 

【2面】

会費・労働保険料 料金表

(Ⅰ)かわちの一人親方労災保険組合会費

年間12,000円(年度途中の加入は1月当り1,000円)

(Ⅱ)労働保険料  ※法律で定められています。

①希望額を選べます

②年度途中の加入は1月当り下記の12分の1

③年260日働くとして

①給付基礎日額(休業補償額) ②年間保険料 ③1日当りの保険料
3,500円( 2,800円) 22,986円   88円
4,000円( 3,200円) 26,280円 101円
5,000円( 4,000円) 32,850円 126円
6,000円( 4,800円) 39,420円 152円
7,000円( 5,600円) 45,990円 177円
8,000円( 6,400円) 52,560円 202円
9,000円( 7,200円) 59,130円 227円
10,000円( 8,000円) 65,700円 252円
12,000円( 9,600円) 78,840円 303円
14,000円(11,200円) 91,980円 353円
16,000円(12,800円) 105,120円 404円
18,000円(14,600円) 118,260円 454円
20,000円(16,000円) 131,400円 505円
22,000円(17,200円) 144,540円 555円
24,000円(19,200円) 157,680円 606円
25,000円(20,000円) 164,250円 631円

 

かわちの組合の仲間たち

84人の一人親方のデータを見た!

【年代別】 

10~30歳代と40歳代以上が半々で、平均年齢は41歳です。ベテランも大勢います。

~20歳代26%、30歳代23%、40歳代28%、50歳代12%、60歳代~11%

【居住地別】

大阪市と東大阪市を合わせると3分の2を占めます。他市では門真・守口・大東・茨木・豊中など。

大阪市36%、東大阪市31%、他の衛星都市28%、兵庫県5%

【職種別】

解体工が最も多いのですが、鳶・はつり工も含まれるかも。塗装工、防水工、大工の他、鉄筋工、機械据付、設備工など。

解体工67%、塗装工13%、防水工11%、大工3%、その他6%

 

         ひとこと

みんなはひとりのために(ひとりはみんなのために)

3.1 というわけで、3月1日に第2号を発刊しました。

ホームページにもアップしています。