かわちのタイムスNo.17(20151001) ← クリックすると画像が見られます。
【1面】
♪ホームページから問合せ増える♪
「営業第一の鉄則は不滅です」
早いもので開業3年めも残りわずかとなりました。
と、いうことで、この間のお客様確保のとりくみをまとめてみました。
業務受託に至る経路別では、当事務所の万年目標である「営業第一」が不動の位置を占めています。これまで訪問した1300件のちょうど1%の13件で顧問契約をいただいています。
今年に入って、ホームページからの問い合わせが増えています。「介護事業サポート」「年金」などのページがよく見られているようですが、選ばれている理由の一番は「近くだから」です。
事情により契約解除になったお客様もいらっしゃいますが、何よりも「出会い」を大切にしていきたいと思います。
◆お客様とかわちの社労士の「出会い」のきっかけは?◆
業務受託の経路 | 顧問契約 | スポット契約 |
営業 | 13(1) | 5(1) |
ホームページ | 5 | 5 |
紹介 | 3 | 8 |
2013年1月~2015年9月の累計 ( ) は営業した税理士さんからの紹介
マイナンバー開始 これだけは…
【社員への周知文書 ひな型】
平成27年〇月〇日
当社従業員各位 株式会社△△△
マイナンバー制度についてのお知らせ
1.マイナンバー(個人番号)制度が10月から始まります。
個人番号とは、行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に定められた番号です。
全国民を対象に平成27年10月より、「通知カード」が順次郵送されます。
「通知カード」を紛失すると、再発行には面倒な手続きを要しますので、間違って廃棄することなどないようにしてください。
2.マイナンバー(個人番号)は「税」と「社会保障」に使います。
当社は、従業員とそのご家族の個人番号を、「税」と「社会保障」の届出のみに使用します。
具体的には、①源泉徴収票 ②雇用保険届出 ③健康保険・厚生年金届出 ④労災保険請求 ⑤国民年金第3号被保険者の届出です。
3.マイナンバー(個人番号)は時期を限って収集します。
個人番号の記載が必要な届出のうち、平成28年の源泉徴収票が最も早い時期となる見込みです。そのため、当社では、今年11月下旬~12月中旬に、従業員とそのご家族の個人番号を収集する予定です。 以上
【2面】
これは、おかしいで…
障害認定基準の不利益変更!?
今年の6月1日から、「障害年金の認定基準」が一部改正されました。「改正」されたのは①音声又は言語機能の障害②腎疾患による障害③排泄機能の障害④聴覚の障害です。
③排泄機能の障害については、人工肛門造設と尿路変更術の障害認定日が、「造設・手術の日」から「造設・手術の日から6ヵ月後」に「見直し」されました。
理由は、人工肛門造設などが一時的に利用される場合があるため、6ヵ月間様子を見てから認定しようというものです。
問題は、永続的に人工肛門などを使用する人が、障害認定を受ける場合も、6ヵ月間待たされることです。つまり、受給できる障害年金(額)が6ヵ月分減らされるのです。
これは、これから障害年金を受けようとする人にとって大変な「不利益変更」になると考えます。
この「改正」が行なわれた経過は、すでに障害年金を受給している人の障害の程度が人工肛門造設などで増進した場合に、従来1年かかっていた「額の改定請求」を待機期間なしで請求できるように改正したことから、「一時的か永続的か」を見分ける必要ができたことによります。
「額の改定請求」の改正は障害年金受給者にとって朗報でしたが、一方で不利益を被る人が生まれる今回の様な「改正」?は看過できません。
詳細は当事務所ホームページ「新着情報」をご覧ください。
だから映画はおもしろい vol.14
『紙屋悦子の青春』 (2006年)
- 戦後70年を迎えた8月15~16日、故・黒木和雄監督の「戦争レクイエム」4部作を観賞しました。4部作は『TOMORROW 明日』(1988)、『美しい夏キリシマ』(2002)、 『父と暮らせば』(04)、『紙屋悦子の青春』(06)で、本作は黒木監督の遺作です。
- 海軍航空隊の明石少尉(松岡俊介)は、お互いに思いを寄せる紙屋悦子(原田知世…いつ見ても年齢不詳)に、親友の長与少尉(永瀬正敏)との見合いを勧めます。明石は特攻に志願し、出撃を待つ身でした。「明石は飛行機乗りや。いつ出撃するかわからん。長与は整備やから」という兄(小林薫)の言葉がすべてを物語っています。明石の気持ちを受け入れて長与と見合いした悦子でしたが、出撃前日に別れを告げに来た明石が去った後、ひとり号泣します。
- この映画の主な登場人物は、悦子と同級生の兄嫁(本上まなみ)を合わせて5人です。場面も、庭に桜の木がある紙屋家と、老夫婦(永瀬・原田)が会話する病院の屋上の2ヵ所しか出て来ません。悦子と明石の別れ、明石の手紙を持ってきた長与と悦子のシーン以外は、ほとんどとりとめのない会話が続き、むしろ穏やかな感じがします。凄惨な戦場や空襲などは一切出て来ませんが、それでいて「戦争とは何か」を深く考えさせられる反戦映画です。
- 2006年4月12日に75歳で急逝した黒木監督が存命ならば、今年の夏をどんな思いで過ごし、どんな映画をつくったでしょうか。
編集後記
▼元ラガーの体験からも、ラグビーは「もっとも番狂わせが起こりにくいスポーツ」です。南アフリカ戦の快挙が「まぐれ」と言われないように、日本代表のさらなる奮闘を期待します。
▼ピロリ菌除去で胃の調子がよくなったため、食欲が増し、少々オーバーウエートです。「スポーツの秋」にしたいものです。